にぎやかだ!私

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尊敬します。

ずっと愛猫ハナと二人。。つうか1人と1匹で、大きなお屋敷で暮らしていた「正木さん」。
地域に愛された町医者の奥様。

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知り合ったきっかけは、
今は亡き「山谷ばあちゃん」の大親友。
私たちが産まれるずっと前から、二人は近所でよくおしゃべりした仲。


山谷ばあちゃんは、
今もかっぱで元気に過ごす風来坊の夫 「山谷じーちゃん」の愚痴をよく正木さんに聞いてもらっていた。


今年1月17日に、自分で救急車を呼び病院へ。

肝臓癌がみつかるが、積極的な治療は望まず、自宅ではなくにぎやかに帰ることを希望されました。
2月7日退院。
にぎやかに帰ってきてから、一カ月で旅立っていかれました。

正木さん自身の選択であり、
「望んだとおりの死に方」だったろうと思います。


私たちは、本当にただ見守るだけ。
見事なまで日常の中で、ひとりで逝ってしまいました。


今朝、スタッフのなかに、
「どう声かけていいかわからなかった。」
「大丈夫だよ!」なんて嘘の励ましなんて言えないし・・・
でも「大丈夫だよ」って言ってあげればよかったのだろうか???などなど。

でもね。
死んでいかれる人に私たちは全くの無力です。

どう声かけようが、
それによって何か影響を及ぼすと考える事自体が、元気に生きている人間の「おごり」だと思います。

どんな言葉をかけようか!?と考えるより、
自分の伝えたいことを声に出して伝えているかどうか。


大好きな人に大好きと言う。
感謝したときに、心から「ありがとう」って言う。
謝りたいことがあるなら、素直に謝る。

恥ずかしさやヘンなプライドに
心が縛られて、
意外に簡単なことなのに、
伝えられない人が多いと思う。



死に向かう人に
私たちができることは、
そばに居たいなら、そばに居て、
愛おしいと思うなら、手を握る。抱きしめる。
別れが悲しいなら、涙すればいい。

自分の心を開き、相手に接することだろうと思います。


弱っていく正木さんに、私は何も言えなかったです。
正木さんがしっかり 自分が死ぬことを覚悟していると感じたから。
私に言えることは何一つありませんでした。


素晴らしい人でした。
大好きでした。

正木さん。ありがとうございました。 

今やっと言えた~(T_T)
by cherrypiepie | 2012-03-07 19:38 | にぎやか | Comments(0)