映画・ひまわり

それは高校3年生のとき。
親友「ブル」が映画好きで、
「感動したから一緒にみよう!」と誘われ、
ブルの家で二人で見て大泣きした。

なんで泣いたか覚えてないけど、
映画で泣いたのはあれが初めてだったと思う。


あれから、26年。
親友「ブル」は2年前に死んでしまった。

大人になってからは
いつも一緒に居る仲ではなかったけど、

死んだ時、
旦那が一番最初に私に連絡くれたところをみると、
ブルも私を親友だと思ってくれてたんだと思う。

その思い出の映画ひまわりが、
期間限定で上映されることを知り、何が何でも見たくて、今日行ってきた。


1970年の作品。
ソフィアローレンが主演で、イタリアが映画の舞台。

興味ある方は見てください。

悲恋です。

愛し合っていても、
戦争と、数十年の時が二人を引き離してしまう。

ただ現実を受け入れるだけ。
言葉なく、別れる最後のシーンに
じんわりと涙が流れました。


この悲恋を
10代でわかるはずがない。
でも、ブルと二人で泣いたのも青春の1ページ。

同じ映画も見る年齢で感じ取り方が違うのも面白い。

「やぁ~映画ってほんとうにいいものですね」
by cherrypiepie | 2012-05-04 19:49 | にぎやか | Comments(0)