震災遺構

震災から
一か月後に石巻に行きました。


昨年も息子の陽平を連れて
被災地に行きました。


ガレキも撤去され、
 きれいに整地している景色は

そこに暮らしがあったことを知らない私には、
 ただのさら地。

車から降りて歩いてみると、
 家の基礎の部分が残っているのをみれば、

あぁ~ここに家があったんだな~とわかるけど、

何事もなかったのように
 復興していく様が

 私には震災直後の景色よりも
 怖かった。


南三陸の「防災対策庁舎」

 


震災遺構_d0180229_2022478.jpg



この場所にたどり着いたとき
陽平を連れてきた目的をやっと果たせたと思いました。

津波の恐ろししさ、被災地であったこと。

この場に立てば、
言葉なくとも
誰もが、
理解できる場所でした。


保存か解体か
 検討中らしいです。

南三陸町は
 「復興の邪魔になる。遺族への配慮。保存にかかる費用」などを問題に
 解体を望んでいるとのこと。


私は
絶対に残すべき派です。


反対意見があろうとも
将来を見据えれば
正しい答えは見えてくるはず。

100年後。

被災を経験していない
 次世代につなげていく方法。

今でも、、
その場にいなかった私たちには、
なかなか実感できない現実を

伝えていくために

当然残していくべき


負の財産


だと思う。



 
by cherrypiepie | 2014-03-12 20:44 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)