2020年 11月 09日
丹生庵のお蕎麦
富山市岩瀬の蕎麦屋 「丹生庵」(にうあん)
2017年に店主の志甫さんが病気のため
閉店になって以来
あのお蕎麦を一度も食べていません。
もう一度食べたい!
そんな叶うはずもない
ひそかな願いも
もうかないません。
そば屋 丹生庵
店主 志甫 克芳(しほかつよし)
先日 亡くなりました。
病気になってから
数回家を訪ねてましたが、
にぎやか再開してからのここ数年は
会ってませんでした。
言い訳のようですが、
思い出すことはあります。
ここ最近は
こんなに間があいてしまって
どんな理由をつけて
会いに行こうかと考えていた矢先でした。
「虫の知らせかな~。」とも思いました。
そば屋のおやじとお客。
そんな関係なのに
私はお蕎麦を食べにいくことで
志甫さんから
たくさんのことを学び
そして
たくさんの出会いをいただきました。
人生の師匠と呼べるかもしれません。
志甫さんの言葉に
救われることも多く
頂いた手紙や志甫さんの言葉は
なぜか全て
捨てることができず
保管していました。

今読み返しても
どれも
考えに考え抜いた言葉ばかり。
ものすごく悩んで
ものすごく人を心配して
ものすごく人を愛することができる
そんな人だからこそ
成せる業だと思います。
長くなりますが
手紙を紹介します。
今読んでも涙がでます。
そして
とても強いエールを感じます。
さかいゆかこは一人しかいないので
さかいゆかこをやりとげることが
次の時代への命をつなぐ唯一の道だと思います。
あなたの背中を若い人々は見ていますから、
どの道に行っても何も変わらないのです。
どの道にいっても大丈夫です。
だって、あなたはいつも真剣だから。
ぜったい大丈夫。
命(メイ)=missionは、誰のものでもなく、
流れ進んでいくものだと信じています。
そばやのひとりごと
さかいゆかこ様 2022.10.20

この手紙を
そのままあなたに
返したい。

私に宛てられた手紙じゃないのに心に響きました…
少なくとも私は阪井さんから影響を与えていただいています。
人との接し方然り、死にたいと言われたときの対応然り、素直に自分を表現する方法然り…
まだまだにぎやかには気軽に行ける状況でないのが悔しい限り…
食堂の再開を心待ちにしております!
少なくとも私は阪井さんから影響を与えていただいています。
人との接し方然り、死にたいと言われたときの対応然り、素直に自分を表現する方法然り…
まだまだにぎやかには気軽に行ける状況でないのが悔しい限り…
食堂の再開を心待ちにしております!
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by cherrypiepie
| 2020-11-09 18:10
| にぎやか
|
Comments(4)