2020年 11月 20日
はりぼて
富山県の小さなテレビ局
「チューリップテレビ」が地方政治の不正に挑み、
報道によって人の狡猾さと滑稽さを丸裸にした4年間を描いたドキュメンタリー映画
はりぼて
いつものメンバーで
2回鑑賞してきました。
富山市議会議員の政務活動費不正請求で
芋づる式に
たくさんの議員が辞職していったことは
ニュースを見て知っていた。
当時、富山市役所の前に
行ってデモ活動にも参加した。
この問題は
一個人の理性やモラルの低下ではなく
組織の中で常態化し、
誰も「これは問題じゃないのか!」と問う人がいなかった。
富山市議会
そしてそれに関わる全ての人の共謀罪だと思う。
その組織のトップにいる
「富山市長」が
知らぬ存ぜんで
「見ざる、聴かざる、知らざる」の態度がひどかった。
醜かった。
恥ずかしかった。
しかし
私たちの税金を扱う人たちを
野放しにし、
無関心な私たち市民にも
問題がある、
そして
その情報を発信する「マスメディア」にも
問題があること
この映画は
政治問題を追及しただけにとどまらず、
立場社会の中で生きる人間
誰もが陥る問題にしているところが
素晴らしい。
しかも
映画を見てる最中は
コメディなので結構笑える。
(*^-^*)
ぜひ
富山市民のみならず、
全ての人に見てもらいたい映画です。。。。。
が、
残念ながら
富山市内の上映は終了しました。
でも
きっと
来春の富山市長、
市議会選挙にあわせて
今回の県知事選のような
忖度がはたらくことなく
再度上映することを
強く望みます。
監督の
「五百旗頭幸男」(写真手前)と「砂沢智史」
いい男!!
そして
憧れの東京新聞記者「望月衣塑子(もちづきいそこ)」さんにも
会えて
終始
ご機嫌の
ちまちゃんでした。
by cherrypiepie
| 2020-11-20 12:05
| 映画日記
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