ひとりぼっちの白鳥

1988年12月21日

今から約33年前に

奥田中学校に通う
中学一年生の「岩脇寛子ちゃん」が自宅4階のアパートから飛び降り

自らの命を絶ちました。

私はこのことを
この一冊の本と出会うまで全く知りませんでした。




ある日
私の机の上に置いてあった

「ひとりぼっちの白鳥」



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堀江節子さんが「阪井さんに」と置いていってくれたそうです。


ペラペラっ・・・・とその本に目を通すと、
以前、北日本放送のニュースで紹介されていた「本」であることに気がつきました。



うる覚えではあったが、
いじめを苦にして自殺した子供の話であったことを思い出し

じっくり読んでみると


自殺で死んだ寛子ちゃんの遺書が書かれてあり
その無念な思いが心に響きました。

そして何も知らず、
何も聞かされることなく、
突然、我が子がいなくなったご両親の気持ちは

何年たっても、
何十年たっても

寛子ちゃんが生きていたら・・・

そして
どうして気づいてあげれなかった。。。。

どうして寛子は何も言わなかったのか・・・・

昇華しきれぬ思いを日々
ずっと思い続けていたと察します。





この本を読み、

「いじめ」
「自殺」

これらの問題はとても根が深く
そして
あまりに切なく、悲しい出来事だと思い知らされました。






正直
これを言うと、
ひどい人だと思われてしまいそうで、あまり言いたくないのですが・・・


私は、今まで
「いじめ」や「自殺」について冷淡な考えがありました。


例えば、
「いじめられる方にも問題がある。」とか
「自殺を選択する子供にも非がある」とか




でも・・・
寛子ちゃんのお母さんに会ったとき、
とてもじゃないですが、
そんな言葉・・・・言えませんでした。



「ひとりぼっちの白鳥」は

私にとって
どんな専門書を読むより
学ぶことが多い本になりました。






富山市岩瀬町にある
「喫茶にしのみや」を営むご夫婦

西宮正直さんと西宮外喜子さん

お二人がこの本の作者です。



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西宮さんは
かれこれ数十年にわたり、
寛子ちゃんの家族を支援してきました。

そして今でも
月に一回
「もう、ひとりにはさせないよ!」の会をこの喫茶店で開催しています。



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この看板を見れば
わかるかな?


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マスターの珈琲も最高ですが、

一日中利用できる
モーニングサービスや


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カレーライス


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なんと
このボリュームで600円

これがまた「うまい!」

ぜひ食べに行ってみてください。






今回、この本の映像化に至った経緯は
私の「作りたい」という衝動的な感情のみで突き進みました。


そのため、最初に著者であるお二人に
許可をいただくために
お願いにいったところ、


奥様が
「私が朗読しましょうか?」と言ってくださり、


トントン拍子で
今年2月から
撮影をスタート


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そのために
たくさんの方の力をお借りしました。

撮影場所である
「喫茶にしのみや」のレトロな空気感を映像にするために

孤高のカメラマン「濱谷一郎氏」の力を借り、


言葉に臨場感を出すために 音の魔術師「ヤマダベン」


そして
気ままな私の発想や指示に
根気よくサポートしてくれる

「いなり」


最高のメンバーに支えられ完成することができました。







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昨日
西宮さん、
寛子ちゃんのお母さんにも見てもらいました。




(#^.^#)


お母さんには
「寛子がこれでまた生き続けられる。今日がまた寛子の誕生日になった!」と

とても喜んでもらい 感無量でした。





ぜひ、一人でも多くの方に
見て、聞いて、読んでいただけたらと思います。








どうぞ よろしくお願いします。

























Commented by 神奈川のNABE at 2021-06-14 16:56 x
ぜひ、読みたいし、広めたいと感じました。
by cherrypiepie | 2021-06-11 18:52 | にぎやかチャンネル | Comments(1)