2023年 03月 10日
彼女が教えてくれたこと。
にぎやか食堂のお客様
「みんなで一緒に食べるご飯がすごく美味しくて・・・」って
涙していた
28歳の女の子
爪楊枝みたいな細い体で
「こんなに食べれるかな?って思ったけど、
全部食べれて、自分でも驚きました。。」って
その言葉が嬉しくて、
特ににぎやか食堂で提供している
「おにぎり」は
人のぬくもりを感じる食べ物だから、
作る方も
食べる方も幸せになれる気がするんだよね~って
話してたのにね。
急に
この世からいなくなったって聞いて
すごく悲しかった。
でも
彼女のお陰で
いっぱい考える機会を与えてもらいました。
ディサービスの昼食時間は特に
忙しく流れ作業になりがちなので
この食事が最後の晩餐だと思って
心こめて提供しましょう!と
にぎやかスタッフ一同心に誓った次第です。
食事はお腹を満たすだけでなく
幸せを感じたり、
生きる意欲につながるおいしい時間にしたいと。
そして
にぎやか食堂もまた
たった一人のお客様であろうと
日曜日にお店を開けてあることに大きな意味があると感じました。
28歳のあの子の涙と笑顔が
私に強い決意を与えてくれました。
この一回の食事
そして
この一杯のビールのために
生きていたいと思います。
by cherrypiepie
| 2023-03-10 17:29
| にぎやか
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