人生の伴侶

友達ってなんだろうね。

出会いは「仕事」だった。

かれこれ20年前ほどから

一緒に仕事をするようになり、、、

ここ数年は家も割に近いこともあり

何か困ったことがあると

私にとって一番相談しやすい存在になっていました。

インフルエンザやコロナで高熱が出たら、

食事を運んできてくれたり、

旅行に行くときには

オカメインコの「ワカメちゃん」を預かってくれる。

これを「友達」と呼ぶなら

まさしく

写真左

友達の「ちまちゃん」」です。

横におられるのはお母さま。

ちまちゃんのお父さんは

1月22日から

軽い脳梗塞で入院していました。

誤嚥性肺炎を繰り返し、

また入院中にコロナ感染になり生死の境をさまようなど

面会もできず不安が募るばかりの「ちまちゃん」

医師からの説明を受けた後や

今後の方針を決めるなど重要な課題にぶつかったときなど、

私が力足らずですが相談役になっていました。

お父さんも家族もみんな

一生懸命に生きた3カ月間でした。

残念ではあるけど、

「お父さん、楽になったよね。」

4月19日に静かに息をひきとりました。

お通夜と葬儀は自宅で執り行いました。

ちまちゃん曰く

「かっぱ庵の葬式を見てたから、自宅でできると思った」

二間つづきの和室には大きな仏壇があり、

ちまちゃんが生まれた時から変わらぬ景色。

これまでも

いろいろな出来事がこの屋敷の歴史に刻まれてきたことでしょう。

お父さんと一緒に過ごす最後の夜。

親戚の方々と共に

食事をしながらのお通夜の席は笑い声が絶えない楽しい宴に

そして

その席にまるで親戚のような顔して参加していたのが「私」

ひとりだけ

赤の他人。。。。

でも

この数か月のあいだ

一緒にお父さんのこと考えていたから

私も何の違和感もなく

図々しく参加した次第です。

ちまちゃんのお母さんからは

「娘はひとりだから、阪井さん頼むね。」と何度も言われ

私も独居なだけに

　老後はちまちゃんと支え合って生きていこうと思うように！！

これはもう

友達以上。

人生の伴侶！！

ちまちゃん

不束者ですがよろしくお願いします。。。