2024年 01月 27日
そこに愛があるのか!?

みんな違っていいんだよ
でも
ご飯を食べるとき
お風呂に入るとき
たくさん雪が降った時
利用者さんが亡くなった時。
家族さんがとても困っている時
などなど
みんな
違っていいんだけど
そこに愛があるのか!?
ってことなんだろうね。
岡ちゃんみたいに
「ねーさん。これすごく美味しくて、特別なのを用意したんだよ!!」って
おしつけがましい愛もあれば
あべさんのように
言葉なくとも大きな愛を感じる人もいる
先日高口光子のリーダー研修で
「新人育成」について学びました。
老人保健時代
ものすごい沢山の項目をチェックして
お年寄りの問題点を導き出すような仕組みが導入されたとき
げんなり
したことを思い出す。
問題点を明確にして
統一したケア目標により良い介護を提供するために必要とされ
その結果
食いしん坊のおばあちゃんの居室から
大好きなお菓子をすべて撤去されたことがあった。
しかも
自分のお菓子なのに
ナースセンターで管理され、
欲しい時は自己申告し量も管理されてしまった。
(#^.^#)
でも今はお年寄りだけでなく
スタッフも評価される時代
目的は
キャリアアップにつながり
やる気と専門性を高めるものだと信じられてるし、
実際それで結果をあげ立派な介護職員を育てる現場もある。
研修を終えてから
頭の片隅に迷いがある。
記録もない、ミーティングもない申し送りもない
そんな「にぎやか」がこの一年ほどで
それらを導入し
確実に「小雪」や「ライト君」が成長している。
よって、今後ますます
にぎやかは色々な仕組みが取り入れていくことになるだろうけど、
一抹のさみしさがある
山形の「宅老所 あべさん家」
30年ずっと変わらない
開設から共に働くスタッフも
ずっと一緒
ここには
マニュアルも評価も新人育成プログラムもない。
ただ
あべさん家が好きかどうか
あべさん家が居心地よいかどうか
良い介護がしたいかどうか?
ずった変わらない「天然記念物 宅老所あべさん家」に
どんなに制度が変わっても
どんなに時代が変わっても
変わってはいけない
大切なものが見つけられる気がする。
ブリコラージュ次号に
あべさん家のこと特集されます。
ぜひご購読ください。またこのブログでも紹介しますね。
by cherrypiepie
| 2024-01-27 13:46
| にぎやか
|
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