祝・翁久允賞受賞

友人というには
あまりに偉大な方なので気が引けるのですが、

知人と呼ぶには物足りない気する。



自称「ライター」
しかしその本性は
「ジャーナリスト」であり「歴史学者」だと
私はこの度確信した次第です。



富山には
惣万佳代子をはじめ上野千鶴子など
錚々たる素晴らしい女性がおりますが、

この方も間違いなくその一人




「堀江節子氏」


この度

堀江節子さん(写真右)
翁久允(おきなきゅういん)賞を受賞されました。





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私は恥ずかしながら
「翁久允」(1888年〜1973年)という方を
初めて知りました。


富山県出身の作家でジャーナリスト


その素晴らしい功績を讃え

公益財団法人「翁久允財団」が設立され

年に一度
富山県の文化に貢献した翁久允の意思を引き継ぎ、学術、技術、思想等に
貢献し得る強度に関係した人材に「翁久允賞」を贈呈しているとのこと。




堀江節子さんの受賞理由を聞くと

「性差別(ジェンダー)、障害者、ハンセン病、外国人労働者などマイノリティの
差別問題に関わり、著述した功績」


とのことで

まさに
堀江節子さんの人生そのものです。






最新の著書がこちら


祝・翁久允賞受賞_d0180229_17412365.jpeg



富山の黒歴史ですね。


私たちの今の平和な暮らしは
迫害と差別の歴史のもとに成り立っているのでしょう。



過去の過ちは
検証しなければ
また繰り返されることでしょう。




堀江さんのお話の中に
「記憶は消えていくが、記録は残る。」

歴史を正確に記録していくことが
次の世代(未来)につなげることができるとの言葉が


にぎやかにおいて
記録をずっと否定してきた私の心に
ビビッときました。



記録は大切ですね。


介護現場の日々の事実を記録し
検証し
情報共有
さらに必要あらば発信する。



それはまさに
ジャーナリズムそのもの

介護現場のジャーナリスト


なれるものなら
なってみたい!
















by cherrypiepie | 2024-03-13 20:46 | にぎやか | Comments(0)