初めてのオムツ介助

娘の美月

大学３年生になり、

実習がスタートしました。

これまで

さほど頻繁に連絡取りあうことはなかったのですが、

実習が始まってからは

ほぼ毎日のように電話がかかるようになり、

担当の患者さんの話や

師長さんから褒められた話、

毎日のレポートについての相談などなど。

今日は

「初めてオムツ交換して、見たことない色のうんこで、びっくりした。」

「まじ、無理。今も匂いするっっぅーーー」って

ちょうど

私が夕ご飯を食べている時の電話

長年この道で生きてきた悲しい性か

美月の話で

簡単にそのものを想像でき

しかも

今では「そのもの」を見たら嬉しくて歓喜する毎日

美月は現在

老人保健施設で実習中

在宅復帰の可能性が低い入居者さんの

短期目標と長期目標が思いつかないらしい。

そして

担当のお年寄りをみて、

何が楽しくて、生きているんだろう・・という素朴な疑問

それに対し

学生の美月に

どこまでの現実を教えてるべきかを慎重に考えながら助言するようにしているんだけど、

結構

美月には重宝がられてるようで

電話の最後には必ず

「ありがとうございました！」と言うんだよね。

この私に。

一緒に暮らしている頃には想像できないような言動に涙ポロリです。

なんとか想像したものを振り払い